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僕は昔
夜中に放送していたアルペンのワールドカップとか
アイスホッケーのコクド対王子製紙を
正座してドキドキしながら
見ていた小学生でした。
スポーツは自分でやるのも
見るのも大好きで
アメフトもラグビーも
社会人サッカーも
水泳も卓球も
夜更かしして見ていて
父親に見つかって
早く寝なさいと
よく怒られていたことを思い出します。
いつからスポーツを見ても
オリンピックを見ても
ドキドキしなくなったのだろう。
年を取ったからかな。
悲しいな、、。
でも、
その理由の大部分は
一所懸命応援して感動して
一緒に喜んだと思っていた選手が
数ヵ月後にドーピングで捕まったり
脱税で捕まったり。
応援はしていなかったけれど
カールルイスをやぶったベンジョンソンには
世界新記録だ、すごいって驚いたのに
後日、記録取り消しで追放。
あの小学生の
失望感とか
大人に対する懐疑心。
とても悲しかったのを覚えています。
最近では
現役時代にあれだけマスコミが
大騒ぎして応援していた
イアンソープさんは
潔白でしたっけ?
ああ、特別に検査しないであげたんでしたっけ?
大リーグなんて
ドーピング検査を厳しくやるなら
大会に出ないだなんて
そんなに堂々と主張されてもなあ。
今後はドーピングでも遺伝子操作でも何でもありの
ドーピングリーグ作って
真面目に頑張っている選手と分離してほしいです。
だいたい
ドーピング薬を作っている会社と
ドーピング検査薬を作っている製薬会社が
同じ会社だというところがなんとも、、。
結局スポーツがお金になると
みんなが気付いてしまってから
でしょうか、この体たらく。
本当は広告代理店なんか使わなくたって
どんなスポーツも素晴らしいのに。
感動をありがとうなんてコピーはもういいから
真面目に競ってほしいだけなのに。
報道によると
ようやく携帯電話のSIMロックが解除されそうです。
以前のナンバーポータビリティは
機種変の起爆剤にはならず。
今回、国の主導で
SIMロックを解除したところで
魅力的な端末がありませんから
機種変を促すチカラにはならないでしょう。
ああ
もっと魅力的な端末を出してくれないかなあ。
来月iPadが発売されても
また日本のメーカーは空気読めなくて
高機能満載で挑むのでしょうか。
iPadが売れるかどうかは
私にはどうでも良いことなのですが
持っている大量の書籍をPDF化して
すべて持ち歩けるということに
今からとても期待しています。
スケジューラのデモを見る限り
ビジネス用途にも便利に使えそうですし。
そんなこともあって
少し前からPDF化の準備をと
ScanSnapをお試し中。
本を裁断してばらしてから
ScanSnapのスイッチひとつで高速に連続スキャン。
すぐにPC内にOCR済みのPDFファイルが生成されます。
連合会の会報50頁程度であれば
裁断からPDF化まで3分程度か。
すごく速くて簡単。
これなら実用的です。
あと問題なのは
会社にたくさんある
一冊1〜2万円の専門書を
裁断する勇気が
果たして私にあるのか、、。
まあ、こんなものは慣れでしょう。
自宅の書籍のPDF化には着手したところですが
それにしても
会社の全書籍、全データのPDF化はいつになることやら。
どこかで書籍を安くPDF化するサービスを
提供してくれないかなあ。
テレビはNHKとテレ東だけでよい。
他の局は不要
と先日、誰かが言っていました。
さて、昨夜
NHKで巨大地震の特集を放送していました。
そろそろ来ると言われている
東南海地震や東海地震が本当に来ると
地盤の弱い首都圏は壊滅的被害を受けるという内容。
確かに関東平野は原始の昔、海の底だったって
小学生のときに
加曽利貝塚博物館の展示で見た記憶があります。
堆積物の上に作られた「砂上の楼閣」か。
そういえば
レインボーブリッジから見える高層ビル群が
墓標に見えると言っていたのは私だったか。
通っていた桜木小学校の隣りが霊園で
毎日お墓を見て育ったせいかな。
1994年のカリフォルニア地震の時
高架の高速道路が崩れ落ちました。
そのとき盛んに日本の地震学者が
「日本の高速道路は耐震世界一ですから崩れません。」
「日本のビルは耐震性能が世界一ですから大丈夫です。」
「アメリカと一緒にしないでください。」
って豪語していて、さすが地震大国日本と
感心したのですが
ちょうど一年後の阪神大震災では
残念なことに高速道路崩落。
あの時の学者さんは
お元気でしょうか。
そう
カリフォルニア地震のときに
日本の高速道路を点検していれば
多少被害が減ったかもしれません。
これは「おごり」でしょうか。
ああ、「想定外」かな。
いくら大金をかけて耐震の構造物をつくっても
想定外の地震でした。
で、だれも責任をとらない。
あのときの壊れた橋脚は
設計図通りに施工されていませんでした。
コンクリートの中から空き缶が出ても来たんでしたっけ。
すべて想定外なのでしょう。
仕事で境界杭を入れようと
畑に穴を掘ればすぐに関東ローム層にあたります。
これは富士山の火山灰でしょうか。
そういえばポンペイは一晩で灰の下でした。
人の想像を絶する自然災害に
いつも呆然とし恐れおののきます。
そう
ウェーダー履いて
渓流釣りをしていると
たったヒザ上の水深でも
水流が強くて流されてしまいます。
人のちからなんてそんなもの。
あの、人の手の入っていない自然に
分け入っていく時の恐怖感。
昔の日本人が持っていた自然への畏怖。
昔の人は山の崩れやすいところには住みませんでした。
昔の人は川の氾濫しやすいところには住みませんでした。
昔の人は山の崩れてはいけない大切な部分には
ほこらを作って神様を祀り
将来に渡って
その部分の木をむやみに切ったり
山を崩さないように伝承していました。
いつから私たちは
自然はコントロールできる
と「おごる」ようになってしまったのか。
ああ
そうか。
八百万の神々が私たちの眼に
見えなくなった頃からか。