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2010年2月22日 (月)

国際大会を見ていると思う

TVでは連日

バンクーバオリンピックの中継で

盛り上がっています。

私は昔から疑問に思っていることがあります。

例えばフィギュアの浅田真央さん。

現地の紹介アナウンスでもテロップでも

「MAO ASADA」と紹介されます。

浅田真央さんは「アサダマオ」さんであって

「マオアサダ」さんではないのにもかかわらず

なぜか?

理由は簡単ですよね。

欧米には

ファーストネームである名が前にきて

ファミリーネームである姓が後にくる

という「文化」があります。

だとしたら

「欧米の文化」を尊重して

あるいは

現地の方々にわかりやすいように

欧米の大会では

日本の選手が

「MAO ASADA」と紹介されるのは

良しとしましょう。

ちょっと待ってください。

ではその一方

私の愛する「日本」には

永く続いてきた

「姓が前で名が後ろ」

という「文化」があります。

だとしたら当然に

日本で開催される国際大会や

来日した方を

カタカナで国内報道するときには逆に

日本のルールに習って

Michael jacksonさんを

「ジャクソンマイケル」さんと報道するか?

しません。

「マイケルジャクソン」さんと報道しています。

英字で紹介するのならまだしも

新聞でカタカナで表記するのであれば

「バラクオバマ」大統領ではなくて

「オバマバラク」大統領ではないのか。

「マイケルジョーダン」さんではなくて

「ジョーダンマイケル」さんではないのか?

そう

「デイブスペクター」さんが

日本国内で日本語で自分を紹介する場合には

ワタシノ ナマエハ「スペクターデイブ」デス。

が正しいのだと

日本語教室では教えるべきではないのか。

あれ。

いえいえ、違います。

そうではなくて逆だと思うのです。

「バラクオバマ」大統領や

「マイケルジャクソン」さんは

どこに行っても

「バラクオバマ」大統領や

「マイケルジャクソン」さんであって

それは

日本に来ても

「バラクオバマ」大統領であって

「マイケルジャクソン」さんだと思うのです。

だとすれば逆に

「アサダマオ」さんは

どこに行っても

誰と会っても

「Mao Asada」さんではなくて

「Asada Mao」さん

で良いのではないのか

と思うのです。

などとバカなことを

時々、人に話してみるのですが

まあ、

ほぼ例外なく白い目で見られます。

「なにをバカなことを言っているのだろう、この人。」

ああ、

それまで一歩一歩築いて来た信用が

一瞬にして壊れかねない瞬間。

以前、スコットランドに支店展開する戦略上?

英語をしゃべろうと

英会話教室に通った際

英国人の先生には自己紹介で

My name is TANAKA HIROSHI.

とスピーチで紹介していました。

そうすると

「え!このイエローは

この歳でそんな英語の基礎もわからないの?

クレイジー!」

的な

哀しそうな目で見つめられて

子供に説明するような感じで「HIROSHI TANAKA」ですよ。

訂正させられてしまいます。

私は

日本ではファミリーネームが前にくるという

「文化」があり

私の名前は「タナカヒロシ」なのであって

「ヒロシタナカ」ではないんですよ、と。

でも

あなたの国で言うところの

ファーストネームは

後ろの「Hiroshi」の部分なので

呼ぶ時は「Hiroshi」と呼んでくださいね

などと

英語で一所懸命説明するのですが

だいたい話がややこしくなって

最後は哀れんだ目で

他の話にすり替えられてしまうのでした。

私の英会話能力が足りないのが一番の理由だとしても

こんなくだらない話を

理解してもらえた英国人先生は

一人もいません。

欧米の人々の常識が

国が変われば常識ではない可能性を

認識してもらう視点に気付かせる程には

私の英会話能力がない。

そりゃそうだ。

今までの経験上

たぶんここまでの説明でも

日本人でさえ同意してくれる人は皆無。

このくだらない話を話し始めてすぐに面白がってもらえた人は

過去数人しかおらず

少し掘り下げて説明して

多少合点がいった人が半数程度。

残りの半数の方は

説明しても

英会話の先生と同じ反応。

そう、その哀れむ感じ。

ああ、

軽蔑される前に説明をあきらめ

話題を変える気弱な私。

私は

国外でも英会話教室でも

「タナカヒロシ」なのに。

私はどこに行っても

だれと会っても

「ヒロシタナカ」ではないのに。

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