甚兵衛渡し
仕事で印旛沼のほとりを通ったので
昔、小学生の時に友達とそのお母さんと一緒に遊びに来たことがあります。
その「ともだちのおかあさん」はバスや電車で本当にいろいろな所に連れて行ってくれました。
久しぶりに甚兵衛渡しに立ち、立派な松を見上げていると当時の情景が浮かんできます。
当時はもっと寂れていて船着場的な雰囲気が残る場所だったのですが
今では隣接する道路の交通量も多くなり、周辺もきれいに整備され公園となっていました。
そのきれいな公園と甚兵衛の悲しい物語との格差がよけいに寂しさを感じさせます。
その「ともだちのおかあさん」は残念なことに
その後しばらくして病気で亡くなってしまったのですが
そうなることを予感していた訳では無いのでしょうが
本当に一所懸命に自分の子供やその友達に
いろいろなところを見せてあげようとしていたのを思い出します。
その「ともだちのおかあさん」が連れて行ってくれた
いろいろな場所は
今でも私にとってとても大切な思い出なのです。
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